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α7にオールドレンズ


つい先日カメラをOM-Dからα7に買い換えました。


イメージ 1


私がα7を選んだ理由としては…

OM-D E-M10を1年半ほど使用してきましたが
ある日突然センサーサイズの物足りなさを理由に
物欲がくすぐられました。

α7は発売当初からデザイン/スペック的にとても魅力を
感じておりましたので2年越しで念願が叶いました。

α7シリーズは登場から2年が経っており
2世代目のα7Ⅱが登場しているのですが
引き続きα7は併売されております。

α7Ⅱには5軸手ブレ補正がカメラ本体に内蔵されており
とても魅力的だったのですが
α7に比べて5~6万円ほど高い値段設定です。
私的にはα7のデザインのほうが好みであったし
手ブレ補正に5~6万円の上乗せはキツかったのでα7を選びました。





オールドレンズのこと…

しばらくはキットレンズで…
と心に決めてはみたもののOM-D E-M10でも使っていたような
明るい標準レンズが欲しくなります。
カールツァイスの55mmF1.8がSONY純正レンズにあるのですが
小売希望価格99000円は高価すぎる!
ツァイスではない安価タイプが発売されそうな気配もあるのですが
いつになるかわからない…

そんな中
銀塩カメラ時代のオールドレンズの存在を知りました。
プラスでマウントアダプターを用意すれば
他社マウントのレンズであってもα7に取り付けることができるのです。
ただしピント合わせを初め操作がマニュアルになってしまいます。





いろいろと知っていくうちにα7はオールドレンズとのマッチングが
非常に優れている機種であることがわかってきました。


センサーがフルサイズなので
古いレンズがスペック通りの画角で楽しめる。

ミラーレスなのでファインダーが電子制御のEVFです。
そのためピントの拡大機能やピントの山に色付けができる
ピーキングという機能があるのです。

ボディ厚も薄くフランジバックも短いので
取り付け可能なオールドレンズが豊富。

コンパクトで直線的なボディデザインが
オールドレンズに合う。


全てマニュアル操作になるのは荷が重いなぁ~なんて
思っていたのですが。
絞り優先モードが使えることがわかりました。
絞り値はレンズ側のダイヤルで手動操作となりますが
シャッタースピードはカメラ側で自動で選んでくれます。


これらのことを知り少し敷居が低くなりました。



選んだオールドレンズ…

やはりSONYのカメラなのでカールツァイスのレンズが
いいなぁ~といろいろと物色していると…
今はなきCONTAXという国産ブランドが
カールツァイスのレンズを作っており
中古市場で人気があることを知りました。


そして「標準レンズの帝王」と呼ばれる
Carl Zeiss Planar 1.4/50AEJ
奇跡の新同品というのをヤフオクでGETできました。
イメージ 3

このレンズは1975年発売らしいので約40年前の品物なのでしょうか?
ロットナンバーも比較的若い60品番です。


このレンズ、マップカメラなどでは程度により
3~5万円程度で売られていますがヤフオクだと3万円ちょっとでした。
カールツァイスの大口径レンズがこんな値段で買えるなんて
(程度にこだわりが無ければもっと安いです)


プラスでマウントアダプターが必要なのですが
これが何気に高価です…私は中国製で2500円の超安価品をヤフオクで選びました。
レンズにセットするとこうなります↓(赤点から下がマウントアダプター)
イメージ 4



そしてカメラにセットするとこうなります↓
イメージ 2


本体とのバランスが違和感なく…いやそれどころかとてもマッチしている!
めちゃめちゃかっこいいやん!って一人で感動しました。



マニュアル仕様にするためカメラの設定を少し変更します。

ピント拡大時間を無制限にする。
ピーキングレベルを中にする。
ピーキング色を選択する。
MFレンズを装着すると自動でMFモードに変更される。
ピント拡大機能をC1ボタンに割り当てる。

などなど設定をした後、絞り値を決め
ピントを合わせると撮影ができます。




初めてのマニュアル操作…結構楽しいかも…
オートフォーカスに比べればたしかに面倒なのですが
なんだか楽しい!(面倒≦楽しい)



適当に写真を撮ってもこのボケ味↓
イメージ 5


何を撮っても上手く撮れそう!という気にさせてくれます。



短期間で得た情報なので間違いもあるかもしれませんが
これからオールドレンズの使用を考えてる方の何かの足しになれば幸いです。



おわり