Four Speed BLACK SHADOW
いつもお世話になっている
先日、ハウスオブハーレー市川さんからお電話いただきました
火が点いたのはこの電話からです
Four Speed BLACK SHADOW
こんなはずではなかったんだけどな~
変なタイミングが合致してしまった
Four Speedとは
デザインから型紙製作、裁断、縫製までを一貫して行うレザージャケットテーラー
須山哲也氏のブランドであります
昨シーズンのモデルまでは須山さんがお一人で
すべてを手掛けたものでしたが
今シーズン登場のモデルは一人ではもう手に追えなくなったのか
外注工場の手によるものらしくお値段もかなりお安くなっております
しかしその作り込みは素晴らしく、もちろん日本製です
昨シーズンモデルから袖を通させていただいてたのですが
吸い付くような革の感触は独特なオーラを放っておりました
しかしその時は所有欲を満たすほどの魅力は感じず
値段も値段だったのでスルーしておりました
実は電熱ジャケットを手に入れてから
電熱用のアウターを探しておりました
しかし欲望を満たしてくれるものに辿り着けず
半ばあきらめておりました
昨年購入したスカンクワークスのMA-1が電熱と相性が良かったので
まぁこれでいいか~っと思いつつも何か物足りず…
しかも愛車のオリーブグリーンとMA-1のグリーンが被っており
あまりにもアーミーな雰囲気が戦争マニアに
間違われないかと気になっておりました(笑)
電熱用に私が探し求めたものは
出来れば革素材…
バイクを降りた後も多少の蓄熱ができるように綿など保温材を仕込んだもの…
気軽に羽織れる感じのもの…
などをポイントにしておったのですが
なかなか気に入るものがありませんでした
散々探したにも関わらず、このBLACK SHADOW
中綿はありませんので保温性はあまりございません
この点が私を最後まで悩ませました
今欲しいのはこれじゃないんだ…
しかしまぁ、いろいろあり…
欠点を上回る魅力を感じてしまったのですね~
たとえば
スタジャンをモチーフにしたスタイル
なんとラグランスリーブなんです
ラグランスリーブは腕を動かしやすくするために考えられたものらしいのですが
この革ジャンは袖が前方に振られていて、ライディングスタイルにピッタリなのだそうです
作者の須山氏も数台のバイクを所有されているバイカーです
裾が長めなのも魅力の一つでした
下の3着を見比べても少し裾が長めなのが分かります
背中からの冷気はかなりのストレスになります
左のB-2も真中のJ100もとても気に入ってるのですが
乗車時のストレスは結構感じておりました
特にB-2の窮屈さはかなりのものです
その他の魅力
WALDESのダブルジッパー
ダブルジッパーも何かと便利です、特に乗車時は威力を発揮しますね
袖口もWALDESです
ジッパーを占めた状態では完全に風をシャットしてくれる
タイトな締めつけ感があります
背中の革は1枚ものです、しなやかな牛革はまるで羊のようです
タイト目で吸い付くような革質は良いのですが
中に保温性が高そうなインナーは着込めそうにありません
このジャケットはかなりタイト目なので、普段のサイズよりワンサイズ上です
電熱用としては走行中は問題ないでしょうが
バイクを降りた時が心配です
春先がやはりベストのようですね
もっとも気に入ったのは、やはりこのデザインでしょうか
スタジャンモチーフなので気負った感じがありません
このようなカジュアルな感じに着こなせるのではないでしょうか
スポにはピッタリではないかと思ったのです
おしまい