FEUERHANDランタン
なんと美しい造形でしょう…ビンテージ感たっぷりですが普通に現行商品。どこにでも売ってる一番ポピュラーなランタンですが急に手に入れたくなりました。
どこから見ても美しいの一言。私のようなニワカ者がランタンを語るにはおこがましいですが、購入の決め手はやはりこの造形に尽きます。ランタンの世界も奥が深く色んなタイプがあるようですがビンテージや希少品に拘らなくても、現行品で充分に満足できる品物ではないでしょうか。私の買ったものはジンクと呼ばれる未塗装のシルバータイプですがかなり無骨感漂います、これが塗装タイプになると一気に完成度と商品感が増すのでこれぐらいの無骨さが男はそそられるのでしょう。塗装タイプは6000円オーバーですがジンクなら値段も安く3600円程で購入できます。
この値段ちょっと安すぎるのでないでしょうか、安く作れる商品なのでしょうがMADE IN GERMANYです!いたるところの造り込みが素晴らしいです。
このフュアーハンド社、2013年に倒産してるようですね…今は同じくランタンで有名なペトロマックス社がブランドを取得しているようです、このままずっとドイツ製を維持できるのでしょうか?
いやー美しい!何で今まで気づかなかったのだろう。好きになればなるほど色々調べたくなりますが現在のジンクと呼ばれるシルバーモデルは2014年に素材が変更され錆びにくく改良されたもののようです。前モデルは錫メッキ製でもっとピカピカしたシルバーだったんですって…んーこっちも欲しい!
ビンテージ品とかって現行品にはない魅力的な造形のものが多いですが、このフュアーハンドランタンに限ってはあえてビンテージに手を出さなくてもいいぐらいのいい雰囲気を保っています。
推奨燃料はパラフィンオイルというやつで1リットル1600円は商品に比べえらく高いと感じました。灯油での点灯も可能のようですがパラフィンオイルは純度が高くススなどが出にくいようです、灯油のような匂いもありません、オイルは入れ過ぎると漏れることもあるようなので持ち運びには注意が必要です。使い勝手はとてもシンプルで誰でも簡単に扱えると思います。全長が25cmほどで小さいので光量はそれほど明るくはなく、サブ的に雰囲気を楽しむもののようです。
しばらく火を灯しているとトップがブロンズっぽく変色してきました。このツートン感がまた渋いです。このフュアーハンドランタン…正式にはベビースペシャル276というモデル名ですが、とても安いので買って損はないと思います、それどころかこのフォルムと揺らめく炎が気分を癒してくれることでしょう。
おわり